葺き直しの工事をさせていただきました。

始めにこちらが施工前の写真になります。

瓦そのものの収まりは問題ありませんが、雨漏りが発生しているとのことです。

特に雨量が多い時はよく漏ってしまうみたいです。

 

下葺き材の劣化が原因と思われるので、棟付近以外の葺き直しをしていきたいと思います。

 

始めに既存瓦を剥がしていきます。

年数が経っている為、瓦を引っ掛ける瓦桟も劣化が進んでいました。

 

こちらが雨漏りの原因です。

下葺き材が劣化していて、穴が空いています。

瓦は通気の意味も含めて若干の隙間が空いているのが特徴です。

その隙間から若干の雨は入ってしまいますが、下葺き防水紙で雨漏りを防ぐのですがここまで穴が空いて下地が見えてしまうとさすがに雨漏りが発生してしまいます。

 

瓦桟を撤去して新規の下葺き防水紙を施工します。

 

続いて瓦桟を打ち込みます。

瓦を引っ掛ける部分になるため、少しのずれで完成後寸法が合わなくなるので慎重に打ち込みます。

 

瓦撤去→下葺き→瓦桟打ちを全面に行いました。

避けた瓦を戻して葺いていきます。

 

こつこつ葺きていきあと少しです・・・

 

すべての瓦を葺いて完成です。

既存の瓦を再利用しているので見た目は施工前と変わりませんが、下葺き材と瓦桟が新しくなったので締りがよくなりました。

 

今回の施工工期は６日でした。

瓦の雨漏りでは今回のように瓦そのものは問題なしでも、下葺き材の劣化のによることが多いです。

屋根材を新しくすることなく低価格で補修できるのが大きなメリットです。

 

屋根に関してお困りごとや、雨漏りが心配と見えない部分だからこそ不安なことは多いと思います。

そんなお客様を助けるため板橋区を拠点に創業して１００年。

屋根の被害が出てからでは手遅れなこともあります。

些細なことで構いません。屋根に関して何か気になることがあればお気軽にhttp://horiekawara.jp/contactまでお問い合わせください。

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