本日は前回の飯能と同じ現場で屋根の改修です。
最近ではあまり使われてない瓦棒という屋根になります。
主に鉄板を主体とした屋根になります。

こちらが施工前の状態です。
あらかじめ解体屋さんに屋根を撤去してもらい下地を大工さんに作ってもらい防水シートを貼った状態になります。
おおよそですが、撤去からここまでで３日程と言ったところでしょうか・・・

濃い緑の箇所は改修を一部進めました。
タイミングを逃し全体写真を撮り損ねてしまい申し開けありません・・・

屋根の周りに水切り等の役物を施工していきます。
これをしないと軒先等に雨水が浸水し下地が腐る原因となってしまいます。

続いて約４５センチおきに垂木を打っていきます。

垂木の間にコの字型に加工した鉄板を入れます。
垂木に向かって横からくぎ打ちで固定していきますがこれがなかなか大変
見た目的にはだんだんゴールが見えてきましたがまだまだ中間点です。

軒先部分にサンバナを打ち込みます。
これにより軒先部の浸水を防ぐとともに下から木目が見えないように目隠しをします。

続いて垂木にコの字型のカッパを被せて横からくぎ打ちをします。
このくぎ打ちもなかなか大変です・・・
かがんで頭下げるんで軽い貧血っぽくなるんですorz

最後に棟板金を頂点部に被せます。

以上で完成です。
色がレトロっぽくていい感じです
最近の新築ではほとんどありませんが昔ながらの作りが好きな方には結構好まれます。
大屋根は瓦で下屋は瓦棒なんてお宅もよく見られますね！！

今回の工期は３日でした。
切妻のお宅なので３日でしたが、ほうぎょう造の場合は手間が少し多くなるので＋２日程になるかと思われます。
コロニアルやガルバリウムの場合は手間が少なくなるのでもう少し短縮されるかと思います。
解体は他の業者さんにやってもらいましたが、屋根の解体は弊社でも行っておりますので屋根リフォーム大歓迎です

何か気になることがあればお気軽にお問合せください。