超地元の板橋区赤塚にて葺き直しをさせていただきました。
まさに私の母校の下赤塚小学校徒歩１分！！
地元密着の弊社にとってはありがたくお仕事させていただきました。

今回は瓦屋根の葺き直しです。
簡単に言えば既存の屋根材を再利用し、瓦の下の防水紙を補強して同じように瓦を葺き直していきます。

 

 

 

 

 

こちらが施工前の状態です。

えぇ・・・・写真撮る前に若干作業してしまいました申し訳ありません( ;∀;)

勿論作業前には天板の棟はもちろんのっていましたのでどうかご了承を・・・・・

 

大きな雨漏りが発生しているわけではありませんが、築４０年で瓦下の防水紙がかなり劣化していました。
瓦の若干の隙間から入る水が完璧にシャットアウトできるとは言い難いのでその辺りをしっかりと抑えるように作業していきます。

 

 

 

 

 

天板の方から既存の瓦を解体して瓦を引っ掛ける瓦桟も撤去していきます。
昔の屋根の防水紙でかなり薄いビニールのタイプの防水紙が使われていました。

 

 

 

 

 

 

新しい防水シートを敷いて瓦を引っ掛ける瓦桟の木を打ち込んでいきます。
今回使う新規の防水シート一部ゴムでできています。耐久性が高く、強力な防水力です！！ぶっちゃけこの防水紙だけの状態でも１か月は漏りません！！

この作業を屋根全面行っていきます。

 

 

 

 

 

瓦桟打ちが全面終わったら瓦を葺いていきます。
始めに軒先部分です。
全体の瓦を支える重要な箇所になるので、軒先部分は全て釘打ちで施工しています。
ここをしっかりやることで大地震が来ても落下の心配はありません

 

 

 

 

 

瓦を葺きました。
残るは棟の部分ですが、雨予報の為ブルーシートで雨仕舞をしておきます。

 

 

 

 

棟をとっていきます。
なんばんと呼ばれる屋根専用の材料を使って棟の瓦を積んでいきます。
時々ホームセンターで売られているコンクリート補修されているのを見ますが、コンクリートでは粘りがないために綺麗に瓦を積めません。
また、必要以上にガチガチな固定をしてしまうため補修が効かなくなります。
ここは専門的な技術が必要なのでできれば、瓦の仕事ができる方による補修を勧めます。

 

 

 

 

 

 

棟の瓦を全て積んで終了になります。

見た目は変わりありませんが、瓦の下の防水力はかなり強化できました。
先程も申しましたがこの瓦４０年経過しています！！
４０年経っても使えて、見た目劣化のないのが瓦の大きな魅力です

実際傷んでいて交換した瓦は２枚だけでした！！

 

 

 

 

 

 

 

今回の施工工期は４日でした。
ほぼ一生再利用できる屋根材というのが瓦の最高のメリットです。
例えば思い入れのある家で建った当時の見た目を保ちたい方なんかにはお勧めできます。

この葺き直し工事ですが、今回は屋根全面で行いましたが部分的にも行うことができます。
全面補修は予算が厳しいといった場合漏っている箇所のみ葺き直すことも可能です。

屋根に関する雨漏りや劣化でお悩みを抱えていたり、お困りなことがあれば喜んで現場調査を無料にてさせていただきます。

何かあればお気軽に”こちら”までお問い合わせください。