今回は小屋の屋根を改修させていただきました。

劣化というより、かなりひどい状態でした。

大工工事から屋根工事となったので大きく見栄えが変わりました！

 

こちらが施工前の状態です。

既存の屋根材が剥がれて下地が丸見え、下地の劣化も進んでおります。

長年放置していた為、骨組み部分の材木も腐っています。

ここからすべての屋根材を撤去していきます。

 

ちなみに下から見たらこんな感じです。

小屋の中から光が入ってきます。

 

既存の屋根材、骨組み部分の材木を全て撤去しました。

 

続いて新しく骨組みの材木を打っていきます。

長さを均等にしたりと、ここの作業が時間のかかる部分です。

 

骨組みの材木の上に新規屋根材の下地となる材木を打っていきます。

使っている材木は１２ｍｍの板です。コンパネやラーチと言った言い方が業界用語では多いです。

 

打った下地の上に防水シートを打ちます。

この防水シートがとても強力です！昔は紙切れでしたが、今は素材がゴムです！これでも２か月ほど漏ることはありません。

 

本体作業に入ります。

軒先部分から新規の屋根材を打っていきます。

使っている材料はガルテクトという屋根材です。

表は鉄板でできていて、鉄板の下には断熱材が入っています。

表面が鉄の為、夏は火傷するくらい熱くなり、冬はかなり冷たくなります。

屋根の温度変化で室内の温度が大きく変わってくるのを抑える効果があり、最近の葺き替えでよく使われています。

 

外壁部分との接続部分の作業をします。

接続部分に下地を打って雨押え鈑金を被せます。

 

以上で完成です。

ＢＥＦＯＲＥと比べたら一目瞭然です。

これで漏ることはありません。小屋の中に物を置ける状態になりました。

 

ＢＥＦＯＲＥ

 

 

今回の施工工期は２日でした。

屋根面積が小屋程度だったのと足場施工が無かった為２日で終えることができました。

一般家庭の場合だと足場施工が追加でかかってきます。

 

屋根に関してお困りごとや、雨漏りが心配と見えない部分だからこそ不安なことは多いと思います。

そんなお客様を助けるため板橋区をを拠点に創業して９０年。

屋根の被害が出てからでは手遅れなこともあります。

些細なことで構いません。屋根に関して何か気になることがあればお気軽にhttp://horiekawara.jp/contactまでお問い合わせください。

現場調査からお見積りまでは無料にてさせていただいております。