本日、練馬区大泉町にてお仕事をさせていただきありがとうございました。

瓦屋根の雨漏り修理をさせていただきました。
瓦の雨漏りは瓦の割れか、収まりが悪くなっているかのどちらかなのですが、今回は後者のパターンです。

 

 

 

こちらが施工前の写真です。
パッと見で何となく原因が分かりました！！
コーキングを塗りまくっています(‘_’)雨水を確かにシャットアウトできますが流れを変えるだけで、除けた部分から浸水していそうな気がするので一度解体します！！

 

 

 

 

 

解体しました！原因は写真中央の瓦の存在でした！！

 

 

 

 

 

 

説明いたします。
本来雨水は青の→ラインに沿って流れているのですが、この瓦があることにより谷鈑金に雨水が流れません。
おそらくですが、元々漏っていて漏っているであろう箇所にコーキングを塗った結果、更に谷鈑金に流れなくなり雨漏りが生じたと考えられます( *´艸｀)

 

 

 

本来は下の写真のように瓦を引っ掛ける瓦桟があるはずなのですが、下２枚目の写真は雨漏りで瓦桟がボロボロです・・・

 

 

 

 

 

 

 

それでは改修に入ります。
まず新しい防水紙を雨漏り部分に貼っていきます。これによって若干の瓦の隙間から入る水をシャットアウトします。

 

 

 

新しく谷鈑金を加工して施工していきます。

 

 

 

 

 

 

続いて瓦桟を新しく打ち込んでいきます。均等に瓦の長さになるように間隔をそろえていきます。

 

 

 

 

 

 

ロクダニも新しくしていきます。

 

 

 

 

除けておいた瓦を元に戻していきます。

 

 

 

 

元に戻したら完成です。

瓦は再利用で、谷の鈑金と下葺きを新しくしました。

 

 

 

 

 

 

 

今回の施工工期は１日でした。
瓦の収まりによる雨漏りでしたが、瓦割れによる雨漏りも多々あります。
過去の施工事例もご紹介いたします→http://horiekawara.jp/blog/2222

 

 

 

雨漏りに関しては屋根に上らないと分からない部分が多いです。
なかなか登る機会は得られないと思います。雨漏りの現場調査は無料にてさせていただいております。
一度漏ると雨漏りは進んでしまう一方です。屋根に関すること雨漏りでお困りなことがあればお気軽に”こちら”までお問い合わせください。