今回は新築瓦屋根の施工をさせていただきました。

最近の新築はカラーベストやらガルバリウムが多いので貴重でした！

弊社は瓦屋なので久々の本業になりました。

 

こちらが施工前の写真になります。

屋根を大工さんが施工してくれて防水シートまで貼っていただいたところです。

 

 

 

 

始めに瓦を引っ掛ける桟木を打っていきます。

瓦の長さに合わせて正確に線を引いていきます。

ここをミスすると後々寸法が狂ってしまうため慎重に行います。

 

新規の瓦を荷揚げします。

機械を使ってひたすら地道に運びました。

 

軒先周りに役物や水切りを打ち込みます。

 

瓦の施工過程です。

こちらは谷の部分の為よく見える箇所になります。

斜めに切ったりすると見栄えが悪くなるので時間をかけてここは施工します。

 

軒先部分には雪止め金具を打ち込みます。

 

続いて棟の部分の施工です。

棟の下地となる材木を打ち込んでその周りに黒いなんばんを置いていきます。

なんばんは瓦屋根専用の材料になります。

これによって棟部分の雨水の浸水を防ぎ、棟の固定力が上がります。

 

棟を被せます。

 

棟の継ぎ手部分に隙間が空いてしまうためコーキングを打ちます。

 

以上で完成になります。

瓦をサンダーで切ったりしたために若干埃っぽいですが何度か雨が降れば落ち着いてくると思います。

 

 

 

 

今回の施工工期は７日でした。

瓦屋根は手間がガルバリウムやらコロニアルより２倍かかるため時間がかかる傾向にあります。

材質は非常に丈夫なためこれで一生屋根材は使えると思います。

重量に関しては重めではありますが、昔の家に比べて作りそのものが現代の家は非常に丈夫たため崩れ落ちることはほとんどありません。

久々に瓦屋さんになれて充実した仕事になりました。

 

屋根に関してお困りごとや、雨漏りが心配と見えない部分だからこそ不安なことは多いと思います。

そんなお客様を助けるため板橋区を拠点に創業して９０年。

屋根の被害が出てからでは手遅れなこともあります。

些細なことで構いません。屋根に関して何か気になることがあればお気軽にhttp://horiekawara.jp/contactまでお問い合わせください。

現場調査からお見積りまでは無料にてさせていただいております。