パミールの屋根をカバー工事させていただきました。

屋根のアスベストが抜けた資材が出るようになって２０年程経ちますが、当時はまだ性能がよくないまま出回ってしまった為に劣化が顕著にみられることがあります。

こちらが施工前の写真になります。

見ても遠り屋根材が段ボールみたいな見た目になっています。

屋根を塗装して補修するのも手ではありますが、ここまで劣化が進むと塗装してもすぐに剥がれてしまうため、屋根のカバー工法にてリフォームしていきます。

　

 

始めに既存の雪止め金具、棟板金を撤去して屋根を平らにしていきます。

 

軒先部分、ケラバ部分に水切りの役物を施工していきます。

　

 

下葺きの防水紙を貼って軒先部分から新しい屋根材（稲垣商事ヒランビー）を施工していきます。

雪止め金具も取り付けます。

無くすことでコストを抑えられますが、鋼板の屋根は非常に滑りやすく雪の落下防止のためにも弊社では雪止め金具の設置は基本的には推奨しております。

 

トップライト周りの加工です。

こちらも板金を折ってカバーしていきます。

 

本体のカバーが終わりました。

黒から赤になったので大きくイメージが変わりました。

 

続いて棟板金の取り付けです。

板金の下地となる材木を打って、その上に棟板金を被せて打ち込みます。

 

細かい部分にはシーリングを打って浸水を防ぐようにします。

 

以上で完成です。

屋根の上に新しい屋根を乗せて完璧にカバーをしました。

 

施工前後と比べてもご覧の通りです。

色が違う点もありますが、すっかりきれいになりました。

　

 

今回の施工工期は４日でした。

屋根の勾配がきつかった為、足場の設置も必要となります。

基本的に屋根全面をカバーしたり葺き替える際は足場を仮設させていただいております。

 

今回行ったカバー工法ですが既存の屋根の上に防水紙と新規屋根材を乗せるため雨漏りに関しては１００パーセントに近いくらい防げます。

また、葺き替えのように解体工事、廃材が最小限の為コストも抑えたリフォームとなるのがメリットです。

今回使った鋼板材は非常に軽いため、若干は屋根が重くなりますが耐震の面での問題はほとんどありません。

 

施工価格としては

 

￥１２５００-(税込)～/平米

 

＋仮設足場

 

内訳は施工手間、新規屋根材、廃材及び残材処分費、資材搬入費、諸経費等になります。

 

 

屋根に関してお困りごとや、雨漏りが心配と見えない部分だからこそ不安なことは多いと思います。

そんなお客様を助けるため板橋区を拠点に創業して９０年。

屋根の被害が出てからでは手遅れなこともあります。

些細なことで構いません。屋根に関して何か気になることがあればお気軽にhttp://horiekawara.jp/contactまでお問い合わせください。

現場調査からお見積りまでは無料にてさせていただいております。