庇屋根の工事をさせていただきました。

今回は一軒家の増築を行い、その屋根の施工を行いました。

 

こちらが施工前の写真になります。

大工さんが屋根を造ってくれた状態になります。

屋根材は様々な候補があるのですが、小面積且つ家の裏で銅線が悪いため屋根の上で加工をするコロニアルは厳しく、勾配が緩い為横葺きのガルバリウムも推奨できません。

庇屋根でよくあるトタン板金を加工して屋根を造っていきます。

 

寸法をあらかじめとっておき、一度作業場にて板金のコイルを切って折って加工をします。

 

こんな感じのトタン板を数枚作りました。

 

現場に戻り軒先折ケラバ部分に水切りを打ち込みます。

 

下葺きの防水紙を貼ります。

勾配が緩いのでこの下葺きがかなり重要です。

 

先程加工した板金を軒先部分から施工していきます。

 

順々に施工中です・・・

 

最後まで板金を施工したら立ち上がり部分にはビス止めをします。

壁を斫ってしまったので、こちらはシーリング屋さんに納めてもらいます。

 

軒先ケラバ部分を摘んで完成になります。

既製品の屋根材を使わずに板金の平板を折って屋根を造ることができました。

 

施工前と後です。

なかなか綺麗にできたのではないでしょうか。

 

今回の施工工期は１日でした。

寸法を測って平板を折る手間がありましたが、現場が事務所と近かった為移動の時間がそこまでかからずできたのが良かったです。

屋根の勾配や、施工場所への導線の都合上で使用できる屋根材が変わってくるので施工の際には基本的に現場調査をさせていただいております。

 

屋根に関してお困りごとや、雨漏りが心配と見えない部分だからこそ不安なことは多いと思います。

そんなお客様を助けるため板橋区を拠点に創業して９０年。

屋根の被害が出てからでは手遅れなこともあります。

些細なことで構いません。屋根に関して何か気になることがあればお気軽にhttp://horiekawara.jp/contactまでお問い合わせください。

現場調査からお見積りまでは無料にてさせていただいております。