葺き直し工事をさせていただきました。

こちらが施工前の写真です。

年季が入っているのは分かりますが・・・

このように割れている箇所かかなりありました。

雨水がここから浸水してしまうため雨漏りも発生してしまっている状態です。

瓦は年季が入っていますが、再利用可能。

下地の劣化が目立つので瓦を一度撤去して、防水紙桟木を取り換えて葺き直しをしていきます。

既存の棟、瓦撤去して下ろします。

桟木が割れている為瓦が引っかからずただ乗っている状態でした。

ここまで劣化が目立つと地震での落下も心配です。

 

古くなった桟木、土も撤去しました。

写真右下部分が大きく劣化しています。

瓦が割れて雨水が入り下地まで劣化してしまい雨漏りしている跡になります。

 

続いて新規の１２ｍｍの板を重ね貼りします。

下地の劣化も目立っていたためこれで下地もしっかり補強できました。

 

新規の下葺き防水紙を貼ります。

使用しているのは田島EXルーフィングになります。

最近の新築では一般的に使われていて、ゴムでできており耐久性、防水性共に強力です。

 

新規の瓦桟を打ちます。

瓦の寸法に合わせて間違えないように確実に打ち込みます。

防水紙、桟木工事と今回で一番大事な部分の施工になります。

 

下ろしておいた瓦を荷揚げします。

 

瓦専用の土を使って瓦を葺いていきます。

　

 

半分ほど葺き終わりました。

残り半分です。

 

風切り、棟取りと細かい部分の作業です。

ここも屋根専用の土となんばん漆喰を使っていきます。

　

 

棟を積んでいます。

完成が見えてきました。

 

丸熨斗を置き、バンセンで結わいて完成です。

瓦を再利用したので完成写真は差がありませんが、下地と桟木を交換したのでしっかり補強できました。

 

下地と桟木の比較です。

全然違います！！これで雨漏りはしません！

 

今回の施工工期は１５日でした。

大屋根のみ写真を載せましたが、下屋の屋根の施工も同じように行いました。

全面の葺直しはもちろん、予算に応じてピンポイントに雨漏り箇所を葺き直すことも可能です。

見積り時に相談をさせていただけたらと思います。

また、葺き直し工事では埃が飛んだりごみの落下等が起きてしまい、近隣に迷惑をかけないように足場をかけさせていただく形となります。

 

屋根に関してお困りごとや、雨漏りが心配と見えない部分だからこそ不安なことは多いと思います。

そんなお客様を助けるため板橋区を拠点に創業して９０年。

屋根の被害が出てからでは手遅れなこともあります。

些細なことで構いません。屋根に関して何か気になることがあればお気軽にhttp://horiekawara.jp/contactまでお問い合わせください。

現場調査からお見積りまでは無料にてさせていただいております。