先日に続き瓦の漆喰修理です。

屋根の劣化でも一番目立つ漆喰の剥がれなので、そのままにしておくと謎の訪問営業に捕まりやすくもなってしまいます。

ではやっていきます！！

まず施工前の状態です。

漆喰部分が取れて土の部分が完全に見えてしまっています（下１枚目）。固定力が落ちてきています。

また２枚目は土の部分が目立ち、白い漆喰部分が剥がれ落ちている途中なのが分かります。
３枚目は鬼瓦が倒れ、棟瓦もボコボコです・・・
営業にとっては突っ込みやすい状態です。

まず、古い漆喰を取り除いて土の部分が完全い見える状態にします。

黒い漆喰剤を使って新たに漆喰を入れていきます。

これがメインでやっていくことになります。１～２センチ程の厚みになる量を入れていきます。
見た目はコンクリート材のような感じです。実際はコンクリート材よりも粘りがあるため屋根作業専用となっています。
時々個人でコンクリート材を使って固定している方がいますがあれはお勧めできません

粘りにどうしてもかけてしまうので、細かい作業ができずコンクリート材では固定の役目をなかなか果たせない上に、修正が利かなくなってしまいます

一部積み替えて新たに針金を巻いて鬼瓦を固定します。
鬼瓦が倒れてはいましたが。元々針金固定はしてあったので落下することはありませんでしたが、強度は弱くなっていたので修理は必須でした

黒い漆喰を入れ終わり終了です。
棟瓦が全体的にくらついていたので、本来であれば瓦積み替え作業が推奨でしたがお客様の都合上漆喰入れ修理となりました。

少なくともここまで改修しておけば、営業に突っ込まれる心配はないでしょう。
ぼったくり営業が最近は出回っているので要注意です特に年配の方がよく狙われています。

ちなみにここのお客様は営業に見積もり依頼したそうなのですが、弊社の２倍の価格だったとのことです・・・

今回の施工期間は１日です。

積み替えを行う場合は３日程掛かりそうでしたが、漆喰入れは基本的に１日あれば終わります。

瓦の劣化でお困りの方、何かあればお気軽にこちらまでお問い合わせください。