本日はコロニアルの雨漏り修理です。
コロニアルの雨漏りは数回前の記事でも紹介させていただきましたが塗装による雨漏りがほとんどですが、今回も案の定でした・・・

 

 

こちら施工前の状態です。

見た目的には大きな問題はありませんが塗装を過去にしています。これによって雨水の逃げ道がなくなっています。
詳しくは前回の施工例→http://horiekawara.jp/blog/1324　を参照していただけると分かりやすいです。

 

拡大版がこちらです。

コロニアルの重なりの部分がペンキによって埋まってしまっている状態です。

 

 

本来であれば下の写真のように継ぎ目にパッキンを入れて雨水の逃げ道を作らないと漏ってしまいます。

 

 

 

ちなみに家の中はこんな感じで雨漏りしていました。

完全に天井が濡れて傷んでいるのが分かります。ここまで漏ってしまうと早急な処置をしたいところです。

 

 

早速作業開始です

始めに既存の屋根の上に防水シートを貼ります。

 

 

 

溝を入れる前に材木を打ちます。

 

 

軒先の浸水を防ぐためにサンバナ板金を打ちます。

 

 

 

溝となっている部分に加工した鉄板を挟み込みます。

 

 

材木の上にカッパを被せていきます。

 

 

 

 

棟の部分に材木を打ち棟板金を被せます。

 

 

 

 

軒先部分に雪止めを設置します。

 

 

以上で完成です。
既存屋根の下地材が緩くなっていたことと、勾配が緩い屋根のため今回は瓦棒施工の選択をさせていただきました。
勾配がもう少しきつければタフルーフ等も可能です。
既存の屋根の上に防水シートと屋根材を乗せたのでこれで漏る心配はありません。

 

 

 

今回の施工期間は１日でした。
最近の新築現場より小さい屋根であったこと、切妻屋根で加工が少なかったことで１日で完成できました。
屋根の条件、足場施工によって３日～５日程かかることもあります。

 

漏ったら困る雨漏りですが、放置したら進行する一方です。
弊社では予算方法によって適切な提案をさせていただきます。現場調査～見積もりまでは無料にて行っておりますのでお気軽にお問い合わせください「。