本日は波板屋根の補修工事です。
最近は練馬凱旋が多い気がします(^^♪
波板といったりナマコ板と言ったりしますので結構あいまいな名前です。

 

 

こちらが施工前の状態です。

だいぶ年季が入っていて凹んでいる箇所があったり全体的に錆が見られます。
ちなみにこちら人が住んでいる家ではありません。
倉庫となっています。

 

 

 

始めに建物全体を支えている柱が弱くなっていたり、数が足りないので大工さんに補強をしてもらいます。

 

 

 

 

 

 

ここからが私たちの出番です。
今回は既存の屋根に新しい屋根材を貼っていくので、撤去はしません。というよりはかなり危険なのでできません・・・・

新しい屋根材を打ち込むための下地となる材木を打ち込みます。

 

 

 

 

 

陥没箇所は太さの違う材木を使って調整し高さをそろえるように補強していきます。

ここの高さをしっかりとそろえておくことで仕上がりが平らになりやすくなります。

 

 

 

 

新しい波板屋根を打ち込んでいきます。
釘を使う量が如何せん多いんです”(-“”-)”
ここはひたすら根気強く釘をひたすら打っていきます。

こちらの波板は鉄でできております。

 

 

 

 

 

 

 

全て波板が打ち終わったら棟の加工をしていきます。
棟鈑金となる下地材を打ち込み

 

 

 

 

 

棟鈑金を被せます

 

 

 

 

 

続いて細かい箇所の雨押え部分の板金施工です。

 

 

 

 

 

 

以上で完成になります。

錆の部分が完全に新しくなったのでかなり綺麗になりました。

 

 

 

 

 

 

 

遠くから見比べてもご覧の通りです。

 

 

 

～Ｂｅｆｏｒｅ～

 

～ａｆｔｅｒ～

 

 

 

 

屋根意外に壁にも同じ波板を貼りました！！
これで少なくとも雨や風による倉庫内への被害は少なくなると思います

 

 

 

 

 

 

 

今回の施工工期は４日でした。
大工さんが２日掛かったとの事なのでトータル１週間弱です。

この波板版ですが住宅としては使われることはありません。
断熱無し、釘穴が多く多少漏ってしまう点があったりと住宅としては簡易的すぎるので今回のような倉庫だったり駐輪場の簡易的な屋根として使われることが多いです。
薄い鉄の材料のみなので割と低コストでできるのが大きなメリットです。

 

過去には同じ波板でプラスチック波板でもこんな施工をしました

 

・ポリカ施工①→http://horiekawara.jp/blog/1801

 

・ポリカ施工②→http://horiekawara.jp/blog/1270

 

 

このような簡易的な波板の屋根だったり壁の施工も弊社では行っております。
波板は破損してしまうと風によってかなりうるさくばたばたしてしまう被害が出ることが多いです。
屋根に関すること雨漏りに関することはもちろんお困りなことや悩んでいることがあればお気軽に弊社まで連絡ください。

 

問い合わせ→http://horiekawara.jp/contact

 

喜んで現場調査、お見積りまでは無料にてさせいただきますのでお待ちしております。