屋根瓦の葺き直しをさせていただきました。

瓦のメリットは長年使ったものでも再利用ができることが最大のメリットかと思います！

実際のところ長年使うことで経年劣化はしてしまいますが、長年思入れのある屋根を交換するのは心細い、、、

手間はかかってしまいますが、葺き直しという形で同じ瓦を使うことができます。

今回はその葺き直しになります！！

 

こちらが施工前の屋根だけの状態です。

こちらには元々は瓦が乗っていましたが現状は降ろしてあります。

 

始めに下葺き材となる防水シートを貼ります。

昔のタイプに比べて防水力が半端ないです！！この状態でも１か月は漏りません！

 

瓦を引っ掛けていく瓦桟を打って降ろしてあった瓦を荷揚げします。

瓦桟に引っ掛けていくためこの作業が見た目をよくする為に非常に大事な施工になります。

寸法を間違えないように慎重に瓦桟は打っていきます。

 

瓦を葺いていきます。

新築で新規の瓦の場合は必要がないのですが、今回のように葺き直しでかつ瓦の形が変形しているので土を置いて葺いていきます。

この作業がどうしても手間になってしまうためここで少し金額は上がってしまいます。

 

瓦が葺き終わり棟を積んでいきます。

 

台面部分の施工

 

棟の完成

 

 

以上で完成になります。

古い瓦の為全部が全部再利用は難しいので一部新規の瓦を使っていますが、極力目立ちにくい箇所で使っています。

見た目は施工前と変わらないのですが、下地材の強度、瓦桟の強度、防水シートの強度が格段に上がりました！！

 

 

 

今回の施工工期は６日でした。

プラスで足場施工と下地材は別だったので全体では結構かかったと思います。

今回に関しては全体の葺き直しとなりましたが、予算の都合上の事情があったりする場合は部分的に葺き直したり、棟のみ積み替えることも可能です。

瓦は通気がよく耐久年数が長いのは最大のメリットですが、重量が重いので落下の危険がある場合は注意が必要です。

瓦そのものは丈夫でも、その他の部分はどうしても劣化してしまいます。

漆喰が取れたり瓦のズレで飛び込みの営業が入りやすい時代にもなっております。なかなか瓦の施工のできる職人が減っていている時代ですが、弊社ではまだまだ時代の流れに負けず瓦を取り扱っています。

 

瓦はもちろん、屋根に関して困っていたり雨漏りの心配があればお気軽にこちら→http://horiekawara.jp/contact　までお気軽にお問い合わせください。

現場調査から見積もりまで無料にてさせていただきます。