銅板屋根の補修工事をさせていただきました。普段一般住宅ではほとんどやることはありません。

お寺の屋根とかで見られる程度です。

今回の現場は一般住宅にあるお稲荷さんの屋根となります。

 

こちらが施工前の状態です。

屋根の部分に塗装をしたのですが、白くなって塗料が剥がれ落ちてしまっています。

雨が漏ることはありませんが見た目も問題という事で作業していきたいと思います。

今回はこちらの既存屋根の上に銅板の屋根をカバーする形で補修していきます。

 

始めに屋根周りに水切りを打っていきます。

 

続いて新しい銅板を被せていきます。

こちらは材料が売られてはいないため、既製品の銅板を鉄を折る機械を使って加工しました。

切って折っての繰り返し・・・意外と大変な部分です。

 

こんな感じで止めていきます。

銅板を被せて、詰めを引っ掛けて小さいビスを使って止めていきます。

 

地葺きが終わりました。

もうキラキラで豪華さにあふれています。

太陽の光が反射して目が痛くなりました。

 

続いて棟の作成です。

棟の形に銅板を切って貼っていきます。

 

加工した棟を天板に打ち付けます。

これかつくとかなり締まって見えますね。

 

以上で完成となります。

屋根周り全てを銅板で被いました。

完成朝護はこのようキラキラの状態ですが、雨水が当たったり時間の経過とともに色は変わってきます。

新品の１０円玉が光沢を失うような感じになります。

 

 

今回の施工工期は１日でした。

銅板は材料代が異様に高い上に、薄く伸びやすいため劣化スピードが速いです。

このことから一般住宅では推奨はしませんが、このようにお稲荷さんだったりの屋根では使われることもしばしば。

こんな工事も承っております。

 

屋根に関してお困りごとや、雨漏りが心配と見えない部分だからこそ不安なことは多いと思います。

そんなお客様を助けるため板橋区を拠点に創業して９０年。

屋根の被害が出てからでは手遅れなこともあります。

些細なことで構いません。屋根に関して何か気になることがあればお気軽にhttp://horiekawara.jp/contactまでお問い合わせください。

現場調査からお見積りまでは無料にてさせていただいております。